これから家づくりやリフォームを検討されている方にとって、知らなければ損をする可能性がある重要な情報です。

2025年度、住宅業界で大きな話題となった「子育てエコホーム支援事業」の後継ともいえる「みらいエコ住宅2026事業」（Me住宅2026）について発表がありました！

■ みらいエコ補助金の対象となる工事の着手時期について

本事業の補助対象となるのは、
補正予算案の閣議決定日（令和7年11月28日）以降に工事へ着手した案件に限られます。

  • 新築の場合：基礎工事の着手日

  • リフォームの場合：リフォーム工事の着手日

が基準となります。

すでに工事が始まっている住宅は補助対象外となります。

■ 対象となる住宅・リフォーム工事

本事業は、新築住宅（注文・分譲・賃貸）および既存住宅のリフォームが幅広く対象です。

ただし、新築の場合には以下の要件があります：

  • 床面積：50㎡以上240㎡以下

  • 災害リスクが高い区域（例：土砂災害特別警戒区域）は原則対象外

  • 市街化調整区域・浸水想定区域などでは、土地選びの段階から注意が必要

■ 新築住宅の補助カテゴリーと補助額

新築住宅の補助額は、
世帯の属性と住宅性能によって「3つのカテゴリー」に分かれます。

 1. GX志向型住宅（すべての世帯が対象）

環境省が主導する枠組みで、子育て世帯かどうかを問わずすべての世帯が利用可能です。

  • 補助額：110万円／戸

  • 寒冷地等：125万円／戸

GX志向型住宅とは、再生可能エネルギーの活用、高断熱・高気密構造などにより
光熱費の削減やCO₂排出削減が期待できる高性能住宅を指します。

今年度は予算上限に非常に早く到達し話題となりました。
来年度も早期終了となる可能性が高いため、早めのご相談をおすすめします。

当社では、GX志向型住宅仕様の家づくりにも対応しております。

2. 長期優良住宅（子育て世帯・若者夫婦世帯が対象）

国土交通省が主導する枠組みで、以下のいずれかに該当する世帯が対象です。

  • 18歳未満の子を有する 子育て世帯

  • 夫婦のいずれかが39歳以下の 若者夫婦世帯

補助額（新築）：75万円／戸（寒冷地等は80万円）

【建替特例】
建替えに伴って古家の除却（解体）を行う場合
→ 95万円／戸（寒冷地等は100万円）

3. ZEH水準住宅（子育て世帯・若者夫婦世帯）

長期優良住宅同様に、子育て世帯・若者夫婦世帯が対象です。

補助額（新築）：35万円／戸（寒冷地等は40万円）

【建替特例】
古家除却を伴う場合
→ 55万円／戸（寒冷地等は60万円）

■ リフォーム工事も幅広く対象

既存住宅については、断熱性能向上や省エネ設備の導入に対して補助が適用されます。

  • 断熱窓への交換

  • 断熱改修（壁・天井・床等）

  • 高効率給湯器（エコキュート等）

  • その他の省エネリフォーム

工事内容に応じて補助額が加算され、
数万円～数十万円程度の補助が見込まれます。

■ 早めの情報収集とスケジュール調整が重要

補助金は毎年人気が高く、特にGX志向型住宅は早期に予算枠が埋まる傾向があります。
新築・リフォームを検討されている方は、お早めにご相談ください。

当社では、補助金の対象判定、工事スケジュールの調整、申請サポートなど
お客様に合わせたご提案が可能です。

国土交通省HPはこちら→【みらいエコ住宅2026事業について】

ご不明な点など、お気軽にお問い合わせください。