みなさん、こんにちは。

本日のブログは、先日行った気密測定についてです。

建物は、6/18と7/9にご紹介しました、石巻市内にあります、気密断熱を重視した住宅になります。

工事進捗は木工事完了し、来月完成予定です。

木工事完了し、気密測定を実施しました。

一般的には、完成した状況で検査するのですが、工事中に測定することで、

現在の数値を把握し、漏れてる箇所があれば手直しを加え、是正します。

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今回の気密測定は、いつもと違います。

今回初めて実施する気密測定は、床下に煙を充満させ、測定器で建物内を負圧にし、床下から煙を引っ張ります。

隙間から、煙が出れば、そこが漏れてる箇所になります。

目に見えて、結果がわかるため、関係業者さんを呼び、測定に立ち会ってもらいました。

社員、棟梁、電気設備業者さんの見つめる中、測定を実施しました。

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結果、どこからも煙が出てきませんでした。

建物的には、非常に良かったのですが、初めて測定するだけに、なんか残念です⤵

測定値は、C値⁼0.7㎠/㎡!!

1㎡あたりの隙間が0.7㎠しかないということになります。

今回の建物は、155.7㎡(47坪)ですので、建物全体では、155.7㎡×0.7㎠/㎡ ⁼ 108.5㎠

これは、約10cm角の面積しか隙間がないということになります。

イメージしにくいので……、郵便はがきが10cm×14cmですので、そのよりも小さな面積ということになります。

参考までに次世代省エネ基準では、宮城県は、C値5.0、北海道で2.0となっています。

気密をよくすることで、建物にはメリットがたくさんあります。

弊社では気密断熱を重視した住宅を提案、提供していきます。

 

完成時に再度測定し、結果をお伝えしたいと思います。