宮城・石巻市・東松島市・女川町で新築注文住宅、ZEH住宅、省エネ住宅をご検討中の皆さま、こんにちは。

注文住宅の平屋は建築費は高いのか?というお話しですが、同じ延床面積の「2階建て」と「平屋」を比較しますと、建築費用は平屋の方が高くなる傾向にあります。2階建てと平屋の延床面積が同じ場合でも、平屋は土地と建物の接する面が広くなりますので、基礎工事の費用がかかります。屋根も同様で、平屋の方が高くなってしまいます。

しかし、平屋は階段、2階のトイレ、間取りによっては廊下を省くことができます。そのため、2階建てと同じ間取りを平屋に設けた場合を比較すると、平屋の方が延床面積を小さくすることができます。(例えば、6帖の個室を3部屋+4,5帖の書斎+18帖のLDKの間取りだったとしても、平屋の方が延床面積が2階建てよりも小さくできます。)

また、平屋は2階建て住宅に比べて、設計段階から将来を見据えたバリアフリー設計を取り入れておけば、高齢になってからのバリアフリー工事などの必要性が低くなります。さらに平屋を建築するときやメンテナンス時のリフォームをする際、足場を組むのが2階建て住宅と違い減らすことができるので、メンテナンス費用を抑えることもできます。

平屋を建てる当初の費用は2階建て住宅より高くはなってしまいますが、将来のメンテナンス費用を抑えることができるなら平屋はとても魅力的な住宅です。